年末に向けて少しずつ大掃除の準備をはじめよう


大掃除は計画的に

わかってはいるけれど、夏休みが過ぎ、秋のイベントの数々で盛り上がり、行楽シーズンを楽しんでいると、あっという間に師走がやってきます。
師走といえば、クリスマスに冬休み、そして忘れてはいけないのが大掃除ですね。

こんな人がいました。「私は大掃除なんてしたことがないわ。」
理由は、普段から隅々まできれいにしているので、いつでもどこでもピカピカなのだそうです。
なんともきれい好きの友人らしいセリフですが、多くの家の場合、そうはいきません。

しかし、いつでもどこでもピカピカにするのが難しい人でも、お掃除上手になる方法があります。
「年収に見合った支出の年間計画を立てる」のと同様、お掃除の年間計画を立ててみる方法です。
お金の場合と同様、人がかけられる労力や時間も無限ではなく限りがありますから、よく考えて掃除の日を設定する必要があります。

お掃除の場合、「年収に見合った」の部分を、あなたならどう置き換えますか?
「ライフスタイルに見合った」「夫や家族の協力に見合った」「私のポリシーに見合った」などなど。
それぞれについて、思いついたことを書き出してみてください。

そして、下記のように掃除を可視化していくことで、どこから手を付けていいのかわからない!という状態からは解放されるはずです。

 

年末に向けて逆算。季節ごとに掃除したい箇所をカレンダーに書き込もう

掃除にあてられそうな日の候補が見つかりましたでしょうか?
次は、年末に向けて、季節ごとにどこを掃除すれば良いのか、逆算していきましょう。

年末の大掃除で、家中きれいさっぱりして新年を迎えたい。これは誰しもそう思います。
でも、年末の大掃除のみにとらわれず、季節や自分のタイミングに合わせて念入りにお掃除をしておいて、年末はさらっとおさらい程度にできれば気が楽ですね。

衣替えのタイミングで押し入れやクローゼット、下駄箱の大掃除をしたり、暑い夏場に網戸をはずしてダイナミックに水洗いなど。
季節ごとのお掃除カレンダーを作ってみてはいかがでしょうか?

 

例えば、このように決めていきます。

1月は結露対策。
2月は花粉対策、フィルター掃除と交換。
3月は、新年度に向けリセットなど。

その次に、家族の年間スケジュールも書き出してみましょう。

入学、卒業、旅行、発表会などのイベントが目白押しで、休日がいかに重要かわかります。
そして、お掃除カレンダーと家族の年間スケジュールを重ね合わせてみると、お掃除ポイントが自然と見えてきます。

 

具体的に、いつどこを掃除すれば良い?場所ごとに掃除の頻度をまとめてみました

次に、場所ごとのお掃除を考えてみましょう。

 

リビング

  • 床、カーペット、畳はこまめに掃除機がけをするようにします。
  • カーテンや敷物は、シーズンごとに洗濯しましょう。

キッチン

  • 水回りとコンロ周りは、使用したその都度掃除をします。
  • 冷蔵庫内や換気扇は、シーズンごとに大掃除をしましょう。
  • 食洗器は、仕様によって異なりますが、定期的に庫内洗浄をします。
  • 食器棚についても、定期的に中身を全部出して水拭きできれば良いですね。

玄関・ベランダ

  • 玄関のたたきは、こまめに掃除するようにしましょう。
  • サッシやベランダは、数週間に1回は掃除したいところ。
  • トイレ、浴室、洗面といった水回りは、特にこまめなお掃除が肝心です。

 

ゴミ出しスケジュールも大事

私が帰る所は私の家です。食器が帰る所は食器棚。洋服が帰る所はタンスやクローゼット。
同様に、靴は下駄箱、など、物は変えるべき場所にちゃんと帰してあげれば、家の中はおのずと整然としてきます。
そして、ごみのおうちはゴミ箱。

ある美容家の方が、「私は自宅にゴミ箱を置かない」と話しているのを聞いたことがあります。
ごみと同居したくないというお考えのようでした。
おそらく、戸外にすぐごみを出すなどして工夫されているのだと思います。
これは極端な話ですが、なぜか忘れられない言葉として残っています。

さて、皆さんは年末年始のごみ収集スケジュール、ちゃんと把握していますか?
うっかりすると大量のごみと共に年越し!という悲惨な結果になってしまいます。

特に、年末最終の収集日にはごみ置き場があふれかえるので、早め早めにせっせとゴミ出ししましょう。

24時間ゴミ出しOKのマンションならば、家事代行サービスの中でゴミ出し依頼ができます。
小さいお子さんがいるとゴミ出しひとつでも大変なものですよね。

 

家事代行という選択で、頑張りすぎない掃除を!

スケジュール表を作り始めたら、やる事のあまりの多さに、もう嫌になった、とため息が出そうです。
現実は、仕事や家事、子育てで忙しい場合が多いです。

そんな時は家事代行サービスという選択があります。

自分の必要に応じて利用できるというメリットがありますので、1人で頑張りすぎずに頼んでみては?
ここでご注意!年末はサービスを利用する人が多いので、早めに申し込んでください。

あなたのスケジュールの中に、家事代行の文字を書き加えてみてはいかがでしょうか。