昔は、三が日はゆっくりし、家事もお休みするという風習があった日本。
お正月に食べるおせちが日持ちのする料理なのも、ここからきているのだそうです。
また、年末の大掃除で1年の汚れを落としてきれいにするため、掃除や洗濯もお休み期間だったとか。
でも現代の主婦は、お正月だからとゆっくり休んではいられません。
まだお子さんが小さい場合、すぐに部屋の中は散らかってしまいますし、掃除をしていない部屋は、なんでも口に入れてしまう赤ちゃんにとって危険な状況です。
また、赤ちゃんがいると汚れものが多く出るので、洗濯をお休みするなんて絶対できませんよね。
たしかにお正月モードである年明けにする家事は億劫ですが、産休や育休中のママさんだと、年明けから仕事復帰というケースもありますし、できることはお休み中に済ませておきたいはず。
そこで今回は、年明けにする家事のポイントについて紹介していきます。
年明けから始める家事のポイントは、きれいな状態をキープ!
年末に、家族みんなでがんばった大掃除。
なかには、家事代行サービスを利用して、キッチンやお風呂をピカピカに掃除してもらった方もいるかもしれません。
年明けは、このきれいな状態をキープすることを目指すことから始めてみてはいかがでしょうか?
玄関は特にきれいに
成功運や金運等の運気は、玄関から入ってくると言われていることをご存知ですか?
年末の大掃除できれいにした玄関を保つことで、新年から良い運気を迎え入れることができるのです。
ただ、毎日大掃除のように水を使い拭きあげるのは大変です。
脱いだ靴は出しっぱなしにせず靴箱やシューズクローゼットにしまう、傘立ても基本的には外に置くかシューズクローゼットに入れ、たたき部分には何もない状態にします。
何もないたたきだと、掃除するのは簡単です。
外から入ってくるほこりや土をささっと箒で掃くだけなので、少しの掃除できれいな玄関をキープすることができますよ。
お正月用品の片付け
いつまでもお正月用品を出しっぱなしにしていると、それだけで部屋の中がごちゃごちゃと片付きません。
お正月に使ったものをいつまでも出しっぱなしにしないことも、部屋をきれいな状態でキープするためのポイントです。
お正月飾りであるしめ縄や門松は、松の内と言われる1月7日に外しましょう。
ちなみに関西では松の内は15日までと言われていて地方によっても違いがあるので、気になる方は確認してみてくださいね。
処分方法は、近所の神社に持って行き、供養してもらう方法が一般的です。
鏡もちは、鏡開きの日である1月11日にいただきます。
また、おせち料理を入れていた重箱や、お雑煮用のお椀などは、漆塗りのものが多いです。柔らかいスポンジできれいに洗った後は自然乾燥ではなく布で拭き上げ、和紙や布に包んでしまいましょう。
このように、ポイントは出しっぱなしにせず、使ったものをきちんと元の場所に戻すことで、家の中をきれいな状態でキープすることができますよ。
家事代行サービスを依頼して家事の効率化
育休中のママさんの中には、年明けから仕事復帰する方もいらっしゃるかもしれませんね。共働きをしているご家庭におすすめしたいのが、年明けから家事代行サービスに家事の一部を依頼することです。
もちろん費用はかかりますが、サービスの種類はとても豊富ですし、家事を依頼した分で空いた時間は、他のことに時間を使うことができるので、費用対効果は抜群です。
例えば、普段は仕事で忙しくゆっくり遊ぶことができないわが子と家族でレジャーに出かけたり、息抜きのためにゆっくりショッピングしたりなど、有意義な時間の使い方をすることも可能です。
ね、とっても魅力的に思えてきませんか?
家事を外注するなんて、私ってダメな主婦…?なんて考え方はもう古いです!
年明けからは、家事代行サービスを依頼することも検討してみてはいかがでしょうか?