朝晩の気温差も大きくなり、いよいよ冬本番という気候になってきましたね。
これからの時期に心配なのが、インフルエンザの感染です。
高熱が出たり関節痛や頭痛などの症状がとても辛いので、感染したくないのは皆さん同じだと思います。
感染しないためは、どのようにインフルエンザを予防するかということが重要なのですが、インフルエンザの感染を防ぐための方法として、サプリメントの摂取が注目されはじめていることをご存知ですか?
今回は、インフルエンザとサプリメントの関係性について、分かりやすく解説していきますので、この冬にインフルエンザ対策の参考にしてみてくださいね。
ワクチンでインフルエンザを予防する
インフルエンザの予防としてすぐに思いつくのは、インフルエンザワクチンの接種ですね。
ワクチンを接種することによって、感染を予防したり、感染してしまった場合でも重症化を防いだりと、効果を発揮します。
このワクチンは、その年にどの型のインフルエンザウイルスが流行するかを予想して、毎年製造されているそうですが、新型インフルエンザや、ワクチンと同じ型でないインフルエンザウイルスが流行してしまった時には、残念ながらワクチンを打っていても感染する可能性は高くなります。
ワクチンだけでは補いきれない部分があるのも事実なのですね。
また、子供の場合は2回に分けて摂取しなければいけないにもかかわらず、予約が取りにくかったりと、スケジュール管理に困っているお母さん達も多いようです。
乳酸菌でインフルエンザを予防する
近年、乳酸菌がインフルエンザの予防に効果が期待できるという研究結果がいくつも発表されています。
私達の体内には、免疫機能を持った細胞がいくつも存在しているのですが、なかでもNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、外から入ってきたウイルスを攻撃・退治する役割を持っていて、これはインフルエンザにも有効です。
つまり、NK細胞の働きが活発な状態だと、外からインフルエンザのウイルスが入ってきても、NK細胞がやっつけてくれるので、インフルエンザを発症する可能性が低くなります。
このNK細胞の働きを活性化するために必要なのが、乳酸菌なのです。
乳酸菌をサプリメントから摂取する
乳酸菌の中でも特にNK細胞の働きを活性化すると言われているのが、各メーカーが研究を進めているR-1乳酸菌、L-92乳酸菌、ラブレ菌などです。
CMなどでその名前を耳にしたことがある方も、多いのではないでしょうか?
乳酸菌を摂取するには、ヨーグルトを食べたり、乳酸菌飲料を飲んだりと言った方法がありますが、これらは量を気をつけないとカロリーや糖分の摂りすぎにも繋がります。
そこで注目されているのが、サプリメントから乳酸菌を摂取するという方法です。
サプリメントは決められた用量を守って飲んでいれば、必要な量の乳酸菌を効率的に身体に摂り入れることができます。
また、不規則な生活でなかなか食事から乳酸菌を摂ることが難しい場合でも、サプリメントであればサッと飲むことができる手軽さもありがたいですね。
ただ、サプリメントを飲んだからと言って、すぐにインフルエンザ予防に効果を発揮するわけではありません。
体質改善時は時間が必要ですし、乳酸菌は一般的に2~7日で排泄されてしまうため、継続的に摂取することが大切です。
インフルエンザは11月から感染の報告が多くなり、1月以降に流行のピークを迎えます。
今年のインフルエンザ予防のひとつとして、免疫力アップの効果が期待できる乳酸菌サプリメントを是非検討してみてくださいね。